明治より受け継ぐ本来の味を守る
長野県のねぎ栽培のルーツにもなった『松代一本ねぎ』です。
その名のとおり一株から育つねぎは一本のみで、葉鞘部が太くて長く、肉質が軟らかいのが特長です。
産地で霜が降り、ネギの青い部分が枯れ始めて、白い部分に栄養を蓄え出したころが収穫の目安です。
2023年は、夏の猛暑や雨不足の影響で、収穫量は例年の半量ほどではあるものの、「太くて重量感のある美味しい葱を厳選します。」と、産地で栽培を続ける児澤さんから出荷開始の連絡がありました。今年の葱を試食したところ、立派な太さに、シャキッとした繊細な食感、葱の風味と甘みを楽しめました。
雪が降ると土が凍り、収穫が出来なくなるため、天候次第で販売終了となります。
オススメは、なんといっても「鍋」。熱をかけることで中心部からとろっと柔らかくなり、凝縮した旨味が溢れ出ます。
ねぎから出る味わいが鍋の味を調え、メイン食材と言えるほどの存在感を醸し出し、クタクタになるまで煮ても、適度な歯ごたえが残るので噛むたびに濃厚な風味を楽しめます。
以前は築地で行われていた、全国のねぎを取り寄せて開催される品評会において、全会一致で見事一位に輝いた、築地(豊洲)のセリ人も認める逸品。これほどまでに旨い葱があるのかと会場を騒然とさせた味わいです。どうぞお試しください。
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消費期限 | 到着後、なるべく早めにお召し上がり下さい |
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保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売終了 |
松代一本ねぎ
明治時代より長野県松代町で広く栽培されている特産品ですが、栽培のしやすさ、収穫量増大を見込み、品種改良が行われてきました。
12月以降のこの時期は、ねぎ畑に霜が降り、青い部分が枯れて見た目が悪くなってしまいますが、霜にさらされることで本来持っている生命力を高め寒さに強い白い部分に栄養が凝縮されます。
本来、松代地域では新鮮なねぎを食べる習慣は少なく、保存食として食されてきました。栄養が乗った状態で収穫し、寒風にさらされたねぎは旨味が非常に濃厚になるのです。