生しらすを塩と唐辛子で漬け込んで熟成させた塩辛のような発酵食品です。イタリア南部・カラブリアの伝統食を、用宗産の生しらすで再現しました。日本と同様にしらすを愛する本場カラブリアでは「カラブリアのキャビア」とも呼ばれる名物調味料です。
辛さの中に豊かで奥行きのある魚介の風味とコクが加わった独特の味わいをどうぞ。
肉とも魚とも相性が良いので、ステーキやカルパッチョの薬味などに。カラブリア風に、このロザマリーナをペペロンチーノに加えて和えたパスタもおすすめです。シンプルにそのままフィンガーフードにするだけで、お酒のお供にぴったりです。
★駿河湾の港 用宗のしらすはこちら
消費期限 | 製造日から30日間 ※パッケージに記載 |
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保存方法 | 要冷蔵(10℃以下) |
静岡・駿河湾産の中でも鮮度と品質で名高いのが、この用宗(もちむね)漁港水揚げのしらすです。
しらす漁場である用宗港沖は、安倍川や大井川などの一級河川が南アルプスや富士山の栄養分を運び込む湾内に、プランクトン豊富な黒潮の支流が流れます。ここで良質な餌をたっぷり食して育つしらすは、駿河湾内でも抜群の品質を誇ります。
イワシの稚魚であるしらすは環境の変化に敏感で、水揚げの時点からたちまち品質が落ちてしまうもの。しかし用宗では、早いときには水揚げから15分ほどでセリにかかるというほど、抜群の鮮度でしらす加工が行われています。これは、2艘の漁船に専用のしらす運搬船を従えるという、他所にはない独特の漁法によるものです。この運搬船が水揚げのたびに港へしらすを運び、到着の都度入札が行われます。絶好の漁場と港の距離が近いという利を活かし、大切な鮮度を落とさないための用宗伝統の仕組みです。