あんずは酸味の強い東亜系と酸味が少なく、生食・加工に使われる欧州系があります。
『平和』は東亜系なので、ジャムやコンポート、お肉のソース等にして、この時期だけの味をお楽しみください。
■あんずのコンポート
あんず:500g 砂糖:150g
①あんずは皮付きのまま半分に切り、種を取り除く。
②鍋に水(1と1/2カップ)、砂糖を入れて強火にかける。
③煮立ったら弱火にし、あんずを並べ入れて紙ぶたをし、2〜3分煮る。そのまま置いて冷ます。
④保存する際は、清潔な保存容器に入れて冷蔵室で保存し、お早目に食べきってください。
■あんずのジャム
あんず:1kg グラニュー糖500g 砂糖少々
①あんずは皮を丁寧に洗い、水けを拭く。
割れ目に沿って種まで切り目を入れて皮付きのまま半分に切り、種を除く。種は取っておく。
②あんずの種はナッツ割りなどを使って殻を割り、中の杏仁を取り出す。熱湯でサッとゆで、薄皮をむく。
③ボウルにあんずとグラニュー糖の半量を入れ、全体に行き渡るようにざっと混ぜる。1時間ほどおきになじませる。
④3をホウロウまたはステンレスの鍋に入れて強めの中火にかけ、沸騰したら弱めの中火にする。
あんずの果肉をくずすように、へらで時々混ぜる。
20分間ほど煮て、全体にあんずがくずれてきたらレモン汁を加え、火を止めてガーゼなどを上から密着させてからふたをし、最低1時間、できれば一晩(8時間)おく。
⑤再度中火にかけ、残りのグラニュー糖を加えてへらで混ぜながら、好みの堅さになるまで煮ます。
⑥2の杏仁を加えて火を止め、熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰める。
ふたをしっかりと閉め、逆さにして冷ましてください。すぐに食べられますが、1か月ほどおくと杏仁の香りがジャムになじみます。
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販売情報 | 販売終了 |
あんずの歴史
あんずの原産地は中国北部、中央アジア、ヒマラヤ西北部。中国では2000年も前(一説には4000年以上前)から種の中にある「杏仁(きょうにん)」を収穫するために栽培されており、取り出された杏仁は漢方薬として利用されていました。長野県とあんずの歴史は古く、今から300年以上前の元禄時代、現在の千曲市に長野県に初めてもたらされました。現在でも、千曲市は全国シェアの多くを占める全国有数の産地として知られています。
渡ってきた時期は定かではありませんが、日本であんずの果実を食べるようになったのは、明治時代になってからのことで、本格的な栽培が行われたのは、ヨーロッパ品種が積極的に導入された大正時代からといわれています。(諸説あり)