磯焼け対策で獲られた宮城県のウニを原料にして作られた商品です。
生うにと比べると加熱してあるので食感は別ものですが、手頃なのが魅力です。
宮城県の報告によると、1995年には約4111haあった県内の藻場は、2019年の約867haまで減少しました。
海水温の上昇や親潮の勢力の弱まり、低栄養塩化、震災で流されたり地盤沈下の影響など、様々な要因が指摘されています。
特に生命力の強いウニが藻場を食い荒らす”磯焼け被害”の深刻化を防ぐ目的で、
県がウニの除去地域を定め、浜や取り扱い業者に協力を要請し、生息密度を管理しています。
片倉商店ではこうしたウニを水揚げ・選別し、
箱ウニに使われずに余った原料や色味の悪いものを、蒸しうにとして加工しています。
普段はウニ弁当やウニご飯の材料として使うそうです。
こうした海の状況に想いを馳せ、召し上がってみて欲しい商品です。
・片倉商店のウニはミョウバン不使用の無添加品!殻付きや殻開け、箱ウニもございます。詳しくはこちら
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消費期限 | 2023年12月 |
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保存方法 | 冷凍 |
出荷期間 | '23/6/13 ~ '23/11/30 |
販売情報 | 販売期間:'23/6/13 00:00 ~ '23/11/1 00:00 販売終了 |
宮城県が2020年に「藻場ビジョン」を策定しました。29年までに藻場を約900ha増やす目標を設定し、気仙沼や石巻など県内7か所の海で、ハードとソフトの両面による対策を講じています。ウニの除去とあわせ、海中にコンクリートブロックを設置。高さ2メートルの柱で作られた「柱状礁」は、海流に乗った海藻類の胞子が付着し、そこで大きく育つことを見込んでいます。海流のある場所でウニの食性が下がり、寄りつけないため、食害を防ぐ狙いです。