ボージョレ解禁日の11/16にお届け!
【ヌーヴォーの概念を覆すボージョレ・ヌーヴォー】
2019、2021、2023年の飲み比べ企画です。
マドンヌのワイン本来の味わいが引き出されるのは熟成させて1年後の夏。そしてさらにもう1年熟成させたものとの飲み比べは当社限定です。ヌーヴォーの面影を残しつつポテンシャルが引き出されたワインをお楽しみください。
【2019年】
世界的な影響力を持つワイン専門誌ワイン・スペクテーターで2019年ボージョレ・ヌーヴォーの中で2位を獲得。評価86点。
2019年の出来は当たり年であった2000年と肩を並べるほどよい状態です。円熟の味わいをお楽しみ下さい。
【2021年】
この年は霜や雹の被害を受け、収穫量の30%を失いました。しかし畑を丹念に手入れしたことで例年より素晴らしい成長をみせました。雨に見舞われても、極めて水はけの良い土壌と急斜面という好条件も功を奏した年となりました。
【2023年】
「このところ暑い日が続いていますが、気象条件は非常に良好で、ブドウは健全に成長しています。畑は美しい 緑に覆われ、現在、ブドウに日光がより多く当たるよう、余分な枝や葉を取り除く作業を行っています。このまま順調にいけば 、2023ヴィンテージは2018ヴィンテージと同様に大変優れた年になることが期待できそうです。」
【ヌーヴォーの概念を覆すボージョレ・ヌーヴォー】
当店が扱うボージョレ・ヌーヴォーは「純粋にワインとして飲んで美味しいもの」が絶対条件です。
そうして見つけ出したのがドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌ。彼らのヌーヴォーは11月に飲む新酒を美味しく飲むための必須の作業と言える「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸漬法)」を行いません。
一般的なボージョレ・ヌーヴォーはタンクを密閉して発酵の際に生ずる炭酸ガスを閉じ込めることでブドウの細胞内発酵を促し、キャンディーやバナナのような甘い香りや、短い醸し時間でも色がしっかりついた、しかしその割にタンニンが少ない、軽快でフレッシュなワインに仕上げます。しかし一方で、この軽やかさが普通のワインと比べた時に飲み応えのなさ、物足りなさとして捉えられてしまいがちなのもまた事実…。
それに対してマドンヌはこの手法を取らず、一般的な赤ワインと同じ仕込みをしてその中から比較的早飲みタイプのキュヴェを選んでヌーヴォーとして瓶詰します。
だからヌーヴォーでありながら熟成のポテンシャルのある、骨格のしっかりしたバランスの良いワインになるのです。
飲酒は20歳になってから
20歳未満の方への酒類の販売は行いません
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賞味期限 | |
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保存方法 | 12〜15度のワインセラー、一般のご家庭では新聞紙などで光を遮り冷暗所で |
販売情報 | 販売期間:'23/8/19 00:00 ~ '23/9/4 10:00 販売終了 |
【ドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌ】
減農薬農法でブドウを育てるマドンヌの畑は「11番目のクリュ」と呼ばれるル・ペレオン村にあります。ボージョレ地区には村名表記の上位格付けが10村あり、歴史的経緯としてそこには入っていないもののそれらに並ぶ評価を得ています。標高は平均で400mとボージョレの中では高めに位置し、そのことがブドウをじっくりと成熟させるとともに、さらにボージョレではいち早くグリーンハーヴェストを導入して収量制限を行うことで、凝縮感を高めます。
また、シストや花崗岩、ピンクの砂質や石灰など複雑な土壌を持ち、さらに斜度35%という急斜面で標高や日当たりも様々なので、これらを小区画に分け別々に醸造してブレンドすることで、複雑味のあるワインに仕上げます。
収穫したブドウはボージョレの伝統とは逆に房の梗を全て外し、自然の酵母のみで発酵させます。ヌーヴォーであってもマセラシオン・カルボニックを行わず、20〜25度と低めの温度(一般的には25〜30度)で10〜14日間、平均的なボージョレの2倍の時間をかけてじっくりと醸し、発酵を行います。ブドウのエキス分をしっかり抽出しながら梗が全く入らないためにタンニンが少なく、飲み口が柔らかです。