体にやさしいスイーツ
大分県豊後大野市の鳥屋(とや)地区で農薬や化学肥料を使用せず、自然栽培に近い形で育てた、この地域の固有種 「田夫時(たぶとき)柿」と「甚吉(じんきち)柿」を、日本ミツバチが自然の花から採取した蜂蜜で漬け込んだ干し柿です。1年かけて出来上がりました。
田夫時柿は、約200年前から大分県豊後大野市で代々大切にされている固有の柿です。
養蜂家であり干し柿の生産者でもある、羽田野弘文さんの曽祖父の羽田野勝五郎さんの時代に干し柿用に植えられました。
当時砂糖は高価で、甘味の代わりとして食べられていました。各家庭には柿の木があり、秋には干し柿を作るのが一般的でした。
しかし時代が進むにつれて、甘柿やお菓子が流行になり、渋柿は年々減っていきました。
そういった理由から、田夫時柿は、現在では朝地町鳥田地区(鳥屋を含む地域)に15本程度しかなく、老木化が進む中、接ぎ木で木種保存に取り組んでいます。
田夫時柿の特徴は、水分を多く含み干し柿になるまでに干す日数が長くかかりますが、甘い干し柿に仕上がります。
甚吉柿は、田夫時柿よりも歴史は浅く約100年前から大分の広い範囲にある固有種です。甚吉柿の特徴は水分が少なく、味は濃厚です。
それぞれ特徴が違う2種類の渋柿ですが、安定した美味しい干し柿にするために、各工程を調整して仕上げていきます。
実は、はちみつ干し柿が出来上がるまでに約1年を要します。
毎年11月に収穫し、約3か月ほど天日に干し、渋を抜きます。
渋を抜いた干し柿を、日本ミツバチの蜂蜜に約2か月漬け込み、約半年間かけて蜜を切り仕上げます。
毎年10月頃から食べられます。
日本ミツバチは、古来より日本に生息し日本の植物と共存し、日本の環境を守ってきた在来種です。
特定の花に群れて採蜜する西洋ミツバチと違い、その時の様々な花から蜜を集めます。
また驚くことに、品種改良した植物は嫌い、原種に近いその地域に長く存在する植物を好んで蜜を採ります。
この蜂蜜は、鳥屋地区の自然の山に咲く様々な花から日本ミツバチが採蜜したものです。この柿の花の蜜もその中には含まれています。
農薬散布が多い地域ではミツバチの大量死なども起こっており、日本ミツバチが元気に採蜜できるのは、この地域の環境が良い証です。
※1歳未満の乳児には与えないでください
■日本ミツバチの純粋生蜂蜜 220gはこちら
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販売情報 | 販売期間:'23/10/11 00:00 ~ |
ミツバチが育む山郷は、大分県豊後大野市の鳥屋地区は、標高650mの川上にあります。
多くの森、澄んだ空気、清らかな水に包まれ、高所ならではの四季折々の表情を見せる山で、日本ミツバチを養蜂しています。
日本ミツバチを通して、森林を育て自然環境を整え、蜂蜜や蜂蜜をしようした加工特産品を創出して産業化を目指し、ミツバチと自然と人が共栄できる村活性活動に取り組んでいます。
■羽田野弘文さん■
(ミツバチが育む山郷 代表)
もともと東京で別の仕事に就いていた羽田野さんは、ある日、蜜蜂に関するドキュメント映画を観て、
『蜜蜂は受粉という形で自然を豊かにする』、『美味しいだけでなく、生薬的な蜂蜜を生産する』等々、蜜蜂の魅力に惚れ込みました。
羽田野さんの地元である、大分県豊後大野市に帰省するたびに、寂れていく状況に活気づく方法はないかと考えた時に、蜜蜂と故郷の自然環境が合致し養蜂家を目指すことに。勤務の休日に養蜂家に弟子入りし養蜂を学びました。60歳を機に、故郷へ生活の拠点を移し、日本蜜蜂養蜂の地域活性に取り組み始めました。
休耕田や荒れ地を整地して蜜源植物を植えることで花が咲き、果樹となり、蜂蜜が採れ、環境が整います。その好循環を目指し地域活性に取り組んでいます。